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無意識の歯列接触癖

無意識の[歯ぎしり][噛みしめ][くいしばり]についてです。
歯を失う主な原因は虫歯と歯周病ですが、過剰な噛む力[歯ぎしり][噛みしめ][くいしばり]も要因の一つです。
上下の歯はいつもかみ合っていると思っている方が多いかもしれませんが、1日3食を含めて、トータルで20分弱が平均といわれています。
この時間以外の上下の歯の接触が問題で、主な原因は[ストレス]と[集中]でスポーツや力仕事、パソコンや手仕事などを集中してするような人に多くみられ、96%の人がしているという報告さえあります。意識していないで行われているため気づきにくいのですが、次のような問題を起こします。
⚫️歯への障害として、歯の磨耗、歯の破折、歯がしみる、噛むと痛いなど
⚫️歯周組織への障害として、歯肉炎、歯周疾患(歯周炎)
⚫️顎関節への障害として、顎関節症、開口障害、カックンと音がなるなど
⚫️全身への障害として、顔面痛、頭痛、肩凝り、腕のしびれ、腰痛など
⚫️その他の障害として、舌痛症、むちうち症状など
これらの症状が、すべて[歯ぎしり][噛みしめ][くいしばり]だけからくるわけではありませんが、無用な、悪い癖は減らしておく方が良いと思います。
この癖は眠っている時や何かに夢中になっている時に起こるので、気づきにくいし、治すのも同じくらいやっかいです。
治すためや食い止めるためにマウスピースを入れる方法もありますが、マウスピースを外している間は効果がありません。
しかし、自分自身が本気になって治す気になれば意外と簡単に治る場合もあります。
これ以上、歯や顎を痛めないため、ストレスをなくして、まずは自覚することから始めましょう。
症状が出てしまったら、
マウスピースを使用する場合、その他の方法などありますので、一度口の中を見せにいらして下さい。
秋津駅前歯科クリニック
042-306-0418

秋津駅前歯科クリニック|秋津駅 徒歩2分

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