日付: 2017年3月13日 カテゴリ:未分類
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デンタルフロスの大切さ
虫歯と偉人
こんにちは。段々と暖かくなり、過ごしやすくなってきました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は虫歯と偉人というタイトルでお話しします。
昔の人も今と同じで歯に関する悩みはつきなかったようで。
歴史の教科書に載っているあの人たちも虫歯に苦しめられていたようです。
たとえば。
所説ありますが、紀元前1290年から紀元前1224年までエジプト新王国第19王朝のファラオであった、ラムセス2世は重度の虫歯や歯周病に悩まされていたそうです。ちなみにミイラ研究によると奥さん(正妃)のネフェルタリ妃は大きな健康な歯なんだそうです。
かの有名なイギリスの劇作家シェイクスピア。彼も虫歯に関するこんな言葉を残しています。
「いくら哲学者でも、激しい歯の痛みは我慢できない。」確かに…といった感じですね。なんだか親近感がわきます。
フランス王国を大きく動かした「太陽王」ルイ14世。卓越した発想力と決断力をもつ彼の予防歯科はひと味違います。「歯はすべての病気の温床である」という説に基づき、全ての歯を抜かれてしまいました。当時は麻酔もないため、歯は麻酔なしで引き抜かれ、抜いた後は真赤に焼けた鉄の棒を歯ぐきに押し当て消毒としていたそうです。虫歯や病気になる前に抜いてしまえ!現代の歯科治療とは真逆の考え方ですが、親知らずに限定していえば、他の歯が虫歯にならないように抜くので似た考え方と言えるでしょうか。
ルイ14世の時代は16世紀ですが、14世紀ごろのヨーロッパには歯抜き屋という職業がありました。この頃も歯磨き粉というものはあったようですが、今のような予防歯科というよりは、口臭予防や審美歯科の為に使われていたようです。
すると、口腔内を清潔に保てていないので虫歯が進行し、抜かなければならない歯が増えるのです。
歯磨き粉を売りながら、歯を抜くことを生業にする人間が生まれました。一方で、この時代なりの(理髪)外科医・歯科医もいて、歯抜き屋のいい加減なやり方にはうんざりしていたようです。
あ、もちろん今の歯医者さんは”歯残し屋”ですよ。
抜歯も行いますが、あくまで将来的に多くの健康的な歯を維持するためです。
安心してくださいね。
何かあったらお気軽にご連絡ください。
秋津駅前歯科クリニック
042-306-0418
健康な歯は白いの?
歯が白い人はとても清潔で爽やかに見えますよね?
芸能人やモデルなど歯が白く綺麗な方が多いので憧れもあると思います。
多くの人は「歯が白い」=「健康な歯」というイメージを持っていると思いますが歯の本来の色は真っ白ではなく少し黄色っぽい白です。
歯にある象牙質の影響で黄色っぽい色をしていてその上に歯を白く見せる半透明のエナメル質が被っています。
このエナメル質がなくなってしまうと歯が黄色くなります。
たばこのヤニやコーヒーなどでも歯が変色する場合もあり原因は色々あります。
もし、気になる点がございましたらご来院お待ちしております。
秋津駅前歯科クリニック
☎042-306-0418
知覚過敏について
皆さん、こんにちは。
本日は知覚過敏について説明していこうと思います。
知覚過敏とは、冷たいものや刺激によって歯が痛む症状のことです。
それでは、知覚過敏の症状と原因について説明していきます。
知覚過敏の症状は、冷たいものや酸味の強いものを食べたり、歯ブラシ等が強く歯に当たったりすると、歯に痛みが生じます。
初期の虫歯の症状と似ていますが、虫歯とは違うのが、知覚過敏は短時間の痛みで、すぐに収まるというところです。また、虫歯の場合、痛みが徐々に強くなり、何もしないでも痛みますが、知覚過敏の場合、痛みはいつも一定で、何もしていないときは痛みは生じません。
知覚過敏の原因は、歯みがきの仕方が悪かったり、歯ぎしり、酸の食べすぎによって歯をコーティングしているエナメル質がはがれ、象牙質がむき出しになり、神経が刺激されやすい状態になることで、知覚過敏になります。
知覚過敏は重症でない限り、痛みを抑えながら自然治癒を試みます。
知覚過敏を予防するために、歯みがきの仕方を見直し、正しい方法でブラッシングしましょう。力まかせにゴシゴシ磨くのはエナメル質が傷つきやすくなってしまうので、よくありません。
いかがでしたでしょうか。知覚過敏について簡単に知っていただけたでしょうか。
自分の症状に当てはまるという方もいらしたのではないでしょうか。
気になる症状や、歯がしみたり、痛みを感じたらすぐに歯医者に診てもらいましょう。
キシリトールってなんだろう?
みなさん日常でもキシリトールという言葉を聞いたことあると思いますが、
それが一体何なのかまでは分からない方も多いと思います(゜_゜)
・キシリトールとは?
白樺や樫の木などの原料から作られる天然素材の甘味料ですお砂糖と同じくらいの甘さがあります。
・お砂糖と同じように甘いからキシリトールを摂取すると虫歯になる?!
そもそも虫歯とは虫歯菌(ミュータンス菌)が糖分を栄養にしてプラーク(歯垢)と酸で歯が溶けることによって起こる病気です。
この糖分の中にキシリトールは含まれていません
むしろプラークとミュータンス菌の量も減らしてくれる優れものです!!
・キシリトールはどんなものに含まれている?
良く聞き慣れているものだと「ガム」や「タブレット」「歯磨き剤」等があります。
また、食べ物にも含まれており、
「いちご」「ラズベリー」「プラム」,
食事だけでキシリトールを取るのは大変なので、お手軽なガム等で併用しながらの摂取をおすすめします!
日付: 2017年2月23日 カテゴリ:未分類
虫歯昔話②
こんにちは。寒かったり暖かかったりが続きます。体調管理にはお気を付けくださいね。
さて今回は虫歯昔話第二弾です。
前回は江戸時代の虫歯治療や入れ歯について書きました。
今回は歯磨きについて書いてみようと思います。
昔々の歯ブラシは歯木と呼ばれていました。
どんなものかというと、字のまま、細い木でした。日本では楊枝と呼ばれていたようです。
楊枝と言われると想像がつきますね。
歯木は奈良時代に仏教と共に日本に伝わったんだそうです。
江戸時代には房楊枝というものがありました。
房楊枝とは柳や杉、竹などで作られた12~18cmほどの棒の先をたたいてつぶし、ブラシ状にしたものです。
今の歯ブラシに似ていますね。
そこにハッカやトウガラシ、丁子などを混ぜ合わせた薬味をつけて磨いていました。
今でいう歯磨き粉といったところでしょうか。
明治時代の初めにアメリカから歯ブラシが伝わり、それが今の歯ブラシの原型になっています。
日本製の第一号はクジラひげに馬の毛を植えた「鯨楊枝」が最初と言われています。
昔の歯事情というと印象的なのが女性のお歯黒なんじゃないでしょうか。
歯黒は明治初期まで長く続く日本女性の習慣でした。
歯が黒く輝いているほど美人でおしゃれ、と言われていて、
楊枝で歯のお手入れをしつつ、植物のタンニンと鉄から作られた溶液を歯に塗っていたそうです。
お歯黒をつけた歯には虫歯は確認されず、
お歯黒を始める前にできた虫歯も進行が抑制されていたことが確認されているそうです。
お歯黒にはむし歯を予防する作用があるばかりでなく、その進行を抑制し、
さらに感覚を鈍らせる作用のあることも認められているんですよ。
歯磨きが奈良時代からあること、お歯黒が予防と抑制の効果があるなんて驚きですね!
歯科治療は予防から。
定期検診やクリーニングは是非行ってくださいね。
口臭予防にもなりますよ。
何かございましたらお気軽にご連絡ください。
秋津駅前歯科クリニック
042-306-0418
日付: 2017年2月21日 カテゴリ:未分類
8020運動
今日はとても、暖かいですね。
明日からまた寒い日が続きますので体調管理には気を付けて下さいね。
皆様は8020(ハチマルニイマル)運動を知っていますか?
1989年より厚生労働省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
人間の歯は親知らずを抜いて約28本あります。
20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足する事ができると言われてます。
そのため、
「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。
健康な歯を維持する為に8020運動を心がけてみましょう。
もし、気になる事がございましたらご来院お待ちしております。
秋津駅前歯科クリニック
☎042-306-0418
日付: 2017年2月17日 カテゴリ:未分類
花粉症とドライマウス
寒い日も続く2月ですが、花粉も飛び始める時期ですよね。
花粉症で薬を飲んでる方も多くいらっしゃると思います。
症状を抑える成分がしばしばドライマウスを引き起こす原因となっているかもしれません。
今回はドライマウスの予防法をいくつか紹介します。
↓
①口の中のうるおいを保つ
外出時のマスクや、部屋の湿度に注意する
②食事の際は、よく噛む
唾液の分泌を促す
③舌を動かす運動をする
舌をできるだけ前に出し、上下・左右の動かしたり、舌先で円を描くように大きく回しましょう
普段から簡単にできるので、やってみてください。
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日付: 2017年2月13日 カテゴリ:未分類
虫歯の段階について
皆さん、こんにちは。
本日は「虫歯の段階」についてです。
虫歯の段階はC1~C4の4段階に分けられます。
C1は初期の虫歯であり、歯の表面に虫歯ができます。自覚症状はあまりありません。この状態の時に発見することができれば、フッ素を塗ることで、進行を防ぐことができます。
C2は歯の表面を溶かし、中まで進行してしまった虫歯です。この時期の症状としては、冷たいものや甘いものがしみます。この状態の虫歯の治療は虫歯の部分を削り、その部分に詰め物や人工物を補填します。
C3は歯の神経まで達してしまった虫歯です。この時期になると、冷温関係なくしみたり、痛みが出現したり、症状も深刻になっていきます。この状態の虫歯の治療は、虫歯の神経を除去し、根っこの治療を行います。そして、歯冠を金属または樹脂で補填します。
C4は神経が死んでしまい、歯の根っこだけが残っている状態で、重症な虫歯です。神経が死んでしまっているので、痛みがないですが、膿がたまることがあります。この状態では、歯を抜かなくてはならないことも多いです。この場合は、入れ歯やブリッジ、インプラントで補填します。残せる場合には、根っこの治療後に歯冠を補填します。
歯がズキズキしたり、しみたり、痛みを感じたり、被せものが取れてしまった場合は、早めに受診しましょう。また、虫歯の治療が終わった後も定期的な検診は続けるようにしましょう!!
日付: 2017年2月13日 カテゴリ:未分類