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加齢による口腔内の変化

加齢とともにお口の中はどうなっていくでしょう??
⚫️歯
高齢になると歯やその周囲の歯肉、骨も加齢による変化がみられます。
歯の表面は徐々にすり減ってきます。
また、一般に神経と言われる歯髄組織は、年齢とともに狭く、小さくなります。これらの加齢変化のため、歯髄の疾患に対する防御機能、回復力は低下し、歯髄腔が狭くなるため歯の治療に困難をきたす場合が少なくありません。
⚫️歯周組織
歯肉は弾性が低下し、張りがなくなります。歯肉退縮がみられ、歯根が露出します。
このような変化とともに、加齢にともなって歯周病の発症頻度は高まり、歯の喪失率も高まる傾向にあります。
⚫️唾液
高齢にともなう唾液分泌量の減少は、味覚異常や感染防御機能の低下を意味し、感染症にかかりやすい状況になっていることになります。
⚫️老人性肺炎と口腔細菌
口の中には300種類を超す細菌が住み着いています。高齢者の直接的な死亡原因として最も多い疾患は老人性肺炎で、ほとんどが誤嚥(食物が口腔細菌と一緒に誤って気管に入ること)によって発症しています。

さらに、手足の筋肉が衰えるのと同様、食べる時に働く筋力も徐々に衰えてきます。

日常生活で予防できることは⁇
•口腔の機能が急激に低下しないよう、機能を保つためにも、うがいを励行する
•歯を磨くときには、口腔周囲の筋肉(咀嚼筋)のストレッチをする
•人と楽しく話し合うチャンスをたくさんつくることも食べる機能を保つことに役立ちます

いくつになっても健康でいることに歯はとても大切な役割をしています。

秋津駅前歯科クリニックでは定期検診を行っております。
秋津駅前歯科クリニック
0423060418

秋津駅前歯科クリニック|秋津駅 徒歩2分

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